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「荷重分散」とは具体的にはどのような現象なのでしょうか?
そして、ランドセルの「荷重分散」とはいったい、どういう機能なのでしょうか?
身近なものにたとえて考えてみましょう。
右のイラストのように、同じ重さの荷物をレジ袋とトートバッグに入れたとき、どちらが重く感じるでしょうか?
レジ袋の方が重く感じ、トートバッグが軽く感じられたと思います。
同じ重さなのになぜそう感じるのでしょう?
それは、レジ袋だと持ち手がのびて細くなり、手にかかる負担が大きくなります。トートバッグの場合、持ち手の幅が変わらないので、手にかかる負担は軽減されます。
身体に触れる持ち手の面積が大きくなるほど、重量は分散され軽く感じるというしくみになっています。
次に背負った時にはたらく荷重分散について、
「おんぶひも」に目を向けてみましょう。
おんぶひもは必ず赤ちゃんが背中にぴったり密着するように
ベルトを調節して背負います。
赤ちゃんとお母さんの背中に隙間があくと、赤ちゃんの体重が後ろに逃げようとする力がはたらきます。すると、赤ちゃんの体重以上に重さを感じ、
姿勢が悪くなったり、肩や腰に負担がかかってしまいます。
赤ちゃんが背中にぴったり密着して調節すると、赤ちゃんの体重が
背中方向に力がはたらき、お母さんと一体化するので身体のバランスがとれ、姿勢も良くなり、負担も少なくなります。
お母さんの身体で赤ちゃんを支える面積が増え、肩・腰・背中と重さが分散され楽に背負えるようになります。これが荷重分散です。
荷重分散がはたらかないランドセルを背負った場合、
お子さんにはどのようなことが起こるのでしょうか?
荷重分散がはたらかないランドセルとは、お子様の身体にベルトが
フィットせず、お子さんの背中とランドセルに隙間ができてしまうことです。
荷重分散のはたらかないランドセルを背負うと、
お子様の姿勢や動作に変化が出ます。
1)お子様の背中とランドセルの隙間を埋めるために
姿勢を前かがみにしている
2)ベルトが外側に逃げないように肩を前にすぼめる
3)ランドセルの背面がお子様に合わず、歩くたびにランドセルが動いてしまう
1)~2)までの行動はベルトの調整がお子様に合っていない状態です。
一時的に楽な状態にしようと無意識のうちにお子様が行っている動作です。
しかし、長時間このような状態を続けると、姿勢が悪くなってしまうため、
成長の妨げとなってしまうおそれがあります。
3)はベルトの調整がお子様に合っていないことに加えて、お子様の背面長と
ランドセルの背面の長さが合っていないと、重さによってランドセルがより下にさがってしまうのでお尻に当たり、歩くたびにランドセルが上下に動き、
腰に負担がかかりやすくなります。
荷重分散のはたらくランドセルはどんなランドセルでしょうか?
A.お子様の身体にベルトがフィットしていること
人間の身体は成長に伴って左右どちらかに傾き、お子様でも肩の位置が
ずれ始めてきます。ハネッセルはベルトにラチェットアジャスターを採用し、
左右独立した5mm単位の微調整ができます。
B.お子様の身体とランドセルがぴったり合わさっていること
人間の背中は横から見ると真っすぐではなく、S字になっています。
ハネッセルはふくらみが違う超立体成型パッドを採用し、
背中をフィットさせることができます。
C.ランドセルの重さが後ろに引っ張られないこと
ランドセルの重さが後ろに引っ張られてしまうと、
重さや負担を感じやすくなります。
ハネッセルは、それをなくすためにSSS(ショルダースタビライズドシステム)
を開発しました。ハネッセル独自の二重構造のベルトトップはベルト全体を
身体にフィットさせることができます。
SSS(ショルダースタビライズドシステム)詳細はこちら>>
D.ランドセルの背面とお子様の背面長が合っていること
ランドセルは最近、大型化に伴ってランドセルの背面の長さも長くなっていきました。入学前の小さなお子様に背面が長すぎるランドセルを背負うと、
お尻に当たり、歩くたびにランドセルが上下に動いてしまい、
負担を感じやすくなります。
ハネッセルは、A4フラット対応モデルでも、背面の長さを入学時のお子様の平均の背中の長さに合わせて280mmにしています。
この4つの機能が重なり合ってハネッセルの荷重分散がはたらいています。
荷重分散がはたらくと、負担が減り、軽く感じることに加えて、身体のバランスも良くなるので、「背筋がのびる」「真っすぐ立てる」などの感想を頂きます。
ハネッセルの荷重分散機能は教材相当量を入れた状態で体感すると
「びっくりするくらい軽い!」という声を頂きます。これも荷重分散の特徴です。
お子様の健康と成長を考え、荷重分散を取り入れた新世代ランドセル。
それがハネッセルです。
みなさんも、ハネッセルを実際に背負って体験してみませんか?